SSブログ
広告


NVIDIA 次世代GPU:GT300は24億トランジスタ・495平方mm以下? [PCパーツ]

北森瓦版さんとThe AMD's Cafeさんからの紹介です。

NVIDIAの次世代:DirectX11対応と言われているGPU:GT300のトランジスタ数とダイサイズの情報です。

このGPUは、トランジスタ数はGT200シリーズの14億から24億と増え、SP数は240から512と倍近く増えるようですね。

本GPUはいずれの記事でも既報通り、既存のGT200bの55nmプロセスから更にシュリンクされた40nmプロセスでの生産となるそうですが、トランジスタ数が大幅増となったにもかかわらず、GT200bとほぼ同じサイズ(490~495mm2以下)に収まるのではないかとの情報です。
55nm→40nmによる、シュリンク効果は単純に計算すると、約1.9倍となります。
それで計算すると、トランジスタ数14億は26.5億まで増加できることになりますが、メモリインターフェースがともに512bitということになりますと、電極パッド数はそう変化はないと思われますので、特殊なパッド配置(グリッドあれ以上のアクティブエリア上パッド配置)などをしない限り、実装技術上の進歩(狭パッドピッチ対応)がなければ、ダイ(チップ)の周辺長は短くできませんから、それで、ダイサイズが決まってしまい、あとは、それで決まるダイサイズに詰め込めるだけのトランジスタを詰め込むといったことになるのかもしれませんね・・・

SP数の増加だけではなく、DirectX11対応のためにもロジック部の回路は増加する可能性があると思われますので、まだなんともいえませんが、気になるところですね。
登場時期は、2009Q4となっていますから、この通りだと、今年の秋から年末ということになりますか・・・

消費電力についての話が一切でていないのが気になります。
NVIDIAがウエハの製造を委託しているTSMCの40nmプロセスはAMDのGPUの情報などを見ていますと、消費電力低減が思ったほどではないとの情報があったかと思いますので、GT200bと同程度のダイサイズでは、ピーク時の消費電力はGT200bより増加する恐れも考えられますね。
ようやく、ダイサイズの情報が出てきたということは、レイアウト設計が終わった程度の進捗だと思われますので、秋にかけて、サンプルが出来上がってくると、より詳細な情報がでてくるのではないでしょうか?

今年購入したばかりのGTX295がどこまで延命できるかと合わせて、情報をウォッチしていきたいと思います。



それでは、また。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0