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後記>リビングのPCが逝きました・・・ パラレルプリンタポートの復活編 [PCパーツ]
以前、http://kensroom.blog.so-net.ne.jp/2009-02-18 にて紹介した、
我が家のリビングPCのトラブルの件は、一応マザーボードの交換で復活を果たしたものの、
昔からつないであった、パラレルポートタイプのプリンタがつなげなくなってしまいました。
今回、購入したマザーボードはASUS製のM3A78-EM(ソケットAM2+)でして、これにはパラレルポートが背面側には付いていないためでした・・・orz
確かに、随分前からプリンタ接続はUSBが主流になってしまいますので、新しいマザーボードではレガシーデバイスはどんどん排除されていくのはやむを得ないところですが、現役で使えている周辺機器が使えなくなるのには困ってしまいます。
幸い、マザーボード上にはLPTコネクタとして、ちゃんとピンがついていて使えそうです。
マニュアルにも記載はあるのですが、肝心の外付けコネクタがオプションとして存在していないようです。
マニュアルには、「LPTはIEEE1284として規格化されており、IBM PC互換のコンピュータのパラレルポートインターフェースです。」と記載されています。
規格品だから、専用オプションとしては供給しないということでしょうか?
ちなみにコネクタのピン配置は↓の様になっています。
ネットで検索すると、GIGABYTEから同様のオプションが発売されていました。
写真はこちら↓
ピンコネはこちら↓です。
2つのピンコネを比較すればわかるとおり、コネクタそのものの規格は同じであるものの、
NCピンの位置も対応も互換性がありません。残念ながらこれでは使えませんね。
別の方法を考えることにしました。
数日前、PC-DEPOTでぷらぷらしていると、インターフェースカードのコーナーで、玄人志向のパラレル・シリアル系のPCI拡張カードを見つけました。
特に私が注目したのは、2シリアル・1パラレル出力の「2S1P-PCI」という安直な名前(^^)の製品です。
何故注目したかというと、この製品は、パラレルポートのコネクタは独立したブラケットに搭載されており、
基板には結構な長さのあるフラットケーブルで接続するタイプとなっていたことです。
価格も3千円しません。
「これは・・・使えるかも知れん」私の目がきらりと光りました。
但し、買ってから公開するのもいやなので、ネットでいろいろと情報を検索しました。
この製品のコネクタのピンコネを確認するために・・・ しかし、有益な情報は見つけられませんでしたorz
結局、値段もそれほど高くないので、コネクタが使えなくても、本来の拡張ボードとして使えばいいやと購入しました。
さて、開梱状態はこちら↓です。
気になるコネクタ部分を調査してみました。
ケーブル側のところを見てみました↓
コネクタ自体は26ピンなのですが、パラレルポートで使用しているのは25ピンなので1ピンNC(未接続)があるはずです。写真を見ればわかるとおり、なんとケーブルは25芯で、最後部の26ピンは未接続となっています。
条件が1つ合致しました。
次の写真は、PCB基板のコネクタ部分を裏側から撮ったものです。
ベタのGNDパターンにつながっている端子は、ASUSのピンコネと見事に合致しています。
そもそもフラットケーブルですので、(相手側コネクタの接合部の構造にもよるのでしょうが)端子の順序がものによって異なるということはあまりないと思われます。(GIGABYTEの例があるのでちょっと怖いですが・・・)
更に確信を得るためにPCBのパターンを追ってみようかと思ったのですが、スルーホール部の裏側にちょうどコントロールLSIが実装されており、結線がわかりません。
確実性を得るためには、コネクタの両端でテスターでチェックすればいいのですが、ちょっと面倒だな・・・
ここで、私の頭の中には、先程のマニュアルの記載にある「規格化されており」という言葉がおまじないのように響いておりました。
ここまで合致していたら、きっと使えるに違いないと思った私は、さっそく、リビングのPCに取り付けてしまいました。
電源をいれ、プリンタをつなぎます。
プリンタのプロパティを見ると、正常に認識しています!!!
ためしにテストページを印刷します。無事に印刷できました。 やったね。
結局、今回購入した2S1P-PCIは、メインの部分は使うことなく、コネクタブラケット部だけの活用となりました。
メインの部分は今後、ボード上にすらLPT端子の無いマザーボードでパラレルプリンタをつなぐ必要がでるか、
同様にレガシーデバイスとなっているシリアルポートが必要となった時に活用することとしましょう。
それでは、また。
我が家のリビングPCのトラブルの件は、一応マザーボードの交換で復活を果たしたものの、
昔からつないであった、パラレルポートタイプのプリンタがつなげなくなってしまいました。
今回、購入したマザーボードはASUS製のM3A78-EM(ソケットAM2+)でして、これにはパラレルポートが背面側には付いていないためでした・・・orz
確かに、随分前からプリンタ接続はUSBが主流になってしまいますので、新しいマザーボードではレガシーデバイスはどんどん排除されていくのはやむを得ないところですが、現役で使えている周辺機器が使えなくなるのには困ってしまいます。
幸い、マザーボード上にはLPTコネクタとして、ちゃんとピンがついていて使えそうです。
マニュアルにも記載はあるのですが、肝心の外付けコネクタがオプションとして存在していないようです。
マニュアルには、「LPTはIEEE1284として規格化されており、IBM PC互換のコンピュータのパラレルポートインターフェースです。」と記載されています。
規格品だから、専用オプションとしては供給しないということでしょうか?
ちなみにコネクタのピン配置は↓の様になっています。
ネットで検索すると、GIGABYTEから同様のオプションが発売されていました。
写真はこちら↓
ピンコネはこちら↓です。
2つのピンコネを比較すればわかるとおり、コネクタそのものの規格は同じであるものの、
NCピンの位置も対応も互換性がありません。残念ながらこれでは使えませんね。
別の方法を考えることにしました。
数日前、PC-DEPOTでぷらぷらしていると、インターフェースカードのコーナーで、玄人志向のパラレル・シリアル系のPCI拡張カードを見つけました。
特に私が注目したのは、2シリアル・1パラレル出力の「2S1P-PCI」という安直な名前(^^)の製品です。
何故注目したかというと、この製品は、パラレルポートのコネクタは独立したブラケットに搭載されており、
基板には結構な長さのあるフラットケーブルで接続するタイプとなっていたことです。
価格も3千円しません。
「これは・・・使えるかも知れん」私の目がきらりと光りました。
但し、買ってから公開するのもいやなので、ネットでいろいろと情報を検索しました。
この製品のコネクタのピンコネを確認するために・・・ しかし、有益な情報は見つけられませんでしたorz
結局、値段もそれほど高くないので、コネクタが使えなくても、本来の拡張ボードとして使えばいいやと購入しました。
さて、開梱状態はこちら↓です。
気になるコネクタ部分を調査してみました。
ケーブル側のところを見てみました↓
コネクタ自体は26ピンなのですが、パラレルポートで使用しているのは25ピンなので1ピンNC(未接続)があるはずです。写真を見ればわかるとおり、なんとケーブルは25芯で、最後部の26ピンは未接続となっています。
条件が1つ合致しました。
次の写真は、PCB基板のコネクタ部分を裏側から撮ったものです。
ベタのGNDパターンにつながっている端子は、ASUSのピンコネと見事に合致しています。
そもそもフラットケーブルですので、(相手側コネクタの接合部の構造にもよるのでしょうが)端子の順序がものによって異なるということはあまりないと思われます。(GIGABYTEの例があるのでちょっと怖いですが・・・)
更に確信を得るためにPCBのパターンを追ってみようかと思ったのですが、スルーホール部の裏側にちょうどコントロールLSIが実装されており、結線がわかりません。
確実性を得るためには、コネクタの両端でテスターでチェックすればいいのですが、ちょっと面倒だな・・・
ここで、私の頭の中には、先程のマニュアルの記載にある「規格化されており」という言葉がおまじないのように響いておりました。
ここまで合致していたら、きっと使えるに違いないと思った私は、さっそく、リビングのPCに取り付けてしまいました。
電源をいれ、プリンタをつなぎます。
プリンタのプロパティを見ると、正常に認識しています!!!
ためしにテストページを印刷します。無事に印刷できました。 やったね。
結局、今回購入した2S1P-PCIは、メインの部分は使うことなく、コネクタブラケット部だけの活用となりました。
メインの部分は今後、ボード上にすらLPT端子の無いマザーボードでパラレルプリンタをつなぐ必要がでるか、
同様にレガシーデバイスとなっているシリアルポートが必要となった時に活用することとしましょう。
それでは、また。
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