私の家では2年半程前(2006年5月)に、サッカーのドイツワールドカップにあわせ、テレビを買い換えました。

実際には、たまたまそれまで使っていたブラウン管のTV(28インチワイド)が調子が悪くなり、いつ映らなくなるかといった状況のため、やむなく買い替えをすることになったのでした。

液晶・プラズマどちらにしようかといろいろ悩みましたが、どうせ買い換えるのならやはり40インチはほしいと思い、今では絶滅危惧種?となってしまったリアプロ(ソニーBRAVIA KDF-42E1000)を選びました。当時では40インチ超え液晶は30万以上しましたが、リアプロはまだ値段がお手ごろだったものですから・・・ ランプ交換(8000時間)のランニングコストが気になりましたが、ランプ交換をすれば明るさも買ったときの状態に戻るし、いい買い物と思っていました。

はじめてテレビを写した瞬間、地デジの画面の美しさに感動しました。肌のしみまでわかってしまって、これからの女優さんは大変だなあと思いました。それからしばらくは満足なテレビライフを送っていました。

やがて1年数ヶ月が過ぎたころ、ある時スイッチをいれてもTVが映らなくなりました。下の赤ランプがピコピコ点滅しています。もしや・・・と思い、説明書を見ると、なんとランプ切れとのこと。まだ1年ちょっとしかたっていなかったので、予備ランプなんて買っていないよ~。あわててネットで注文しましたが、数日間テレビの見れない生活を送りました。本当なら8000時間が近づいてくると警告表示がでるはずなのにその前に切れるなんて!もう少し考えてもらいたいものですね。まあ、子供もゲームを結構やっていたので、通常より使用条件が厳しかったのかもしれませんが・・・ この件はランプ交換で無事解決しました。今は予備としてもうひとつを購入済みです。

次の悲劇ですが、今年の夏に起こりました。テレビのドラマを見ているときに、「あれ、肌の色がなんか変だな?」と気づいたのです。やけに赤紫っぽい色に見えます。よくみると画面の一部のみでそうなっています。またランプ切れの予兆か?とも思ったのですが、ランプで色味は変わらないだろうと思いつつ、しばらくはそのまま何も手をつけずにいました。そのまま1ヶ月も経ったでしょうか?ある時、色がおかしいのはむしろ赤紫っぽく見えるところよりもむしろ周辺部ではないかと気づいたのです。白が白くない、なんか黄色っぽいぞ・・・青もなんかきれいな青じゃなくてくすんで見える・・・ さすがにこのまま放置ではよくないと思い、気休めですがランプを予備と交換してみました。 結果はやはり、変わらず・・・

ネットでいろいろ検索すると、リアプロの場合、高出力の光源のそばにパネルがあるせいか、光学系のトラブルが(ものによるかも知れませんが)あるようです。どうやら、青のカラーフィルターが劣化しているのが原因らしいとわかりました。青の色が薄くなると、白が黄色がかってみえるとのこと。

ご参考に、PCにつないで、一面、白、赤、緑、青とそれぞれ表示をさせた写真を掲載します。赤と緑は問題ないのに、白(左上・右下周辺が黄色っぽい)、青(左上・右下周辺が暗い)のがわかりますでしょうか?

このままの状態で放置するのはさすがにまずい・・・幸い購入店で5年保証をつけてもらっていたので早速電話をして症状を説明して修理の依頼をしました。はてさてどうなることやら。