PC版「Lara Croft and the Guardian of Light」 日本語アンロックへの考察

さて、PC版「Lara Croft and the Guardian of Light」・・・製品版がリリースされても、日本語がロックされてしまい、悲しい思いをしていたのですが、

なんとか、日本語をアンロックできないものかと、いろいろ調べまわりましたが、
正規品では、いまだ実例は見かけません・・・

自分でもいろいろと調べてみたところ、
とりあえず、Steamのゲームプロパティで、日本語選択できるようなところまで辿り着きました♪

私の調べたところ、言語選択については、レジストリ上の情報は使用されていないようです。
Steam関連のファイルで、それに関する重要な関わりをもつファイルを２つみつけました。

最初のファイルは、Steamのインストールフォルダ直下の"appcache"下にある、"appinfo.vdf"というファイル・・・nullコードも含まれていますが、テキストエディタで開くと、文字列が確認できます♪
なお、ファイルサイズが大きい(816KB)ので、メモ帳では開かないほうがいいです^^;
私はTeraPadにて覗いてみました。

膨大な量のテキストです、本製品のアプリケーションキー？である"35130"で検索♪
(ちなみにデモは"35150"のようです)

反転しているところを見ていただくと、先に、6ヶ国語の設定のようなものがあり、そこには、"japanese"の設定があるのも確認できます♪　その後、
"InstallScript installscript.vdf
languages english,german,french,italian,spanish"
という記述があります。
少し下を見ると、デモ版の設定があり、そこでは、
"InstallScript installscript.vdf
languages english,german,french,italian,spanish,japanese"となっています。
おそらく、上記の記述がプロパティにおける言語選択時の選択肢に反映しているのだと思われます。

ここまでわかればしめたものｗ
テキストエディタでは、正確に書き直せないため、元のファイルをバックアップしてから、バイナリエディタにて、問題の部分に",japanese"を追加してみました♪

このファイルはおそらくSteamを起動した時に読み込んでいると思われるので、Steamを一度終了し、再起動して、本ゲームのプロパティを確認したのが冒頭のSSとなるわけです♪
「ビンゴ！♪」

しかし、残念ながら、この状態で、ゲームをプレイしても英語のままでした・・・orz

さて、2つ目のファイルについてです。
Steamのインストールフォルダ直下の"userdata"の下にある数字表記のフォルダ(いくつかあるかもしれません・・・その下に"35130"フォルダがあるほうです^^;)の下に"35130"フォルダと並んで、"config"フォルダ下の"localconfig.vdf"というファイル。
こちらは素直なテキストファイルですね。
このファイルに、登録しているゲームのプロパティ情報が保存されています。
こんな感じ↓

一番下の記述"LaunchOptions"はプロパティの「起動設定」を一度でも設定すると、作られるようで、設定した文字列が入ります。
ポイントとなるのは、
"language" "-1"
となっているところ。
数字の部分は、
英語　　　　0
ドイツ語　　1
フランス語　2
イタリア語　3
スペイン語　5

となっており、日本語はおそらく4であるはず。
-1というのは、16進数でいうと、ALL-F(全ビットon状態)ですので、おそらく異常値扱いされているようです。

そのため、ゲームも英語で起動してしまったのでしょう^^;

ここが4となっていれば、うまくいくはずだと思うのですが・・・

「じゃあ、ここ直接書き換えちゃえばいいじゃん？」
そんなこと、最初のファイルを調べる前にやってましたｗ
どうやら、このファイルの設定より、Steam起動中はおそらくメモリ上で保持しているプロパティ設定が優先している感じで、ここを直接書き換えてもゲーム上は反映されないようなのです。
よって、プロパティから設定できる内容でないと、ここをいくら書き換えても意味がなかったのでした^^;
ここはバックアップ場所というような感じですかね。

しかし、バイナリエディタ迄使うようだと、日本語化もちょっと腰が引けて来ましたねｗ

さて、昨日はこんなことばっかりやっていたので、まったくゲームがプレイできませんでした^^;

今日はプレイに専念しますかねｗ



それでは、また。