SSブログ
広告


Windows 7製品候補(RC)版、日本での一般向けダウンロードは2009/05/07開始 [PCソフトウエア]

PC Watchさんと、+D PC USERさんからの紹介です。

米Microsoftは2009/04/30に、MSDNおよびTechNetの登録ユーザー向けにWindows 7製品候補版(RC版)のダウンロード提供を開始しました。なお、米国での一般向けダウンロードは2009/05/05開始ですが、日本では2009/05/07となるそうです。G/W期間中には間に合わなかったですね。
ちなみに一般向けでは、Microsoft Download Centerからダウンロードできることになるそうです。

製品候補版では、新たに2つの大きな機能が追加されたたそうで、1つ目は「Windows XP Mode」(ベータ版)だそうです。これは、Windows Virtual PCの機能をそのまま使って、仮想環境でWindows XPでしか動かないアプリケーションを動作させることが可能になっているそうです。
XPのライセンスが不要ならいいですね。
XP向けアプリケーションのインストール時は、仮想XPのデスクトップを呼び出す必要がありますが、一度インストールすると、ショートカットがスタートメニューに登録され、ローカルのアプリケーションのようにシームレスに起動、利用することができるそうです。
但し、この機能が標準で利用できるのは、Windows 7 ProfessionalとUltimateとのことですが、基本的には別途ダウンロードする必要があるそうです(メーカーが個別にプリインストールすることは可能)。なお、対象外のエディションでも、XPのライセンスを自前で用意することで、この機能が利用可能になるそうです。但し、CPUおよびBIOSが仮想化に対応している必要があるそうですね。
Windows 7 ProfessionalとUltimateを購入すれば、XPで動作していたソフトが(余計な出費なしに)確実に動作できるのなら、いいことですね。
但し、基本的な仕様、動作状況はVirtual PCと同じで、一定のハードウェアリソースを必要とし、ハードウェアを直接叩くようなソフトウェアは動作しない場合が多いが、USBデバイスは利用できるとのことで、DirectX必須のゲームソフトでは対応が微妙かも知れません。
なお、バージョンチェックによって、Windows 7で動作しないXP用アプリケーションについては、互換モードを使うことで、ローカルで動作できるものもあるそうです。

Windows Virtual PCを使ってXP用アプリケーションをインストールすると、そのスタートメニュー配下にショートカットが自動作成され、あとは、それをクリックするだけでWindows Virtual PCが起動し ローカルアプリケーションのように起動するそうです。

もう1つの新機能は、リモートメディアストリーミングと呼ばれるもので、Windows 7では、家庭内ネットワーク環境で自動的にメディアファイルを検出、共有することができるホームグループ機能があるそうですが、今回、この追加機能として、インターネット越しに、ホームグループにアクセスし、動画、音楽、写真などのメディアファイルを再生できるようになったそうです。
利用に当たっては、Windows Live IDが必要で、プレーヤーはWindows Media Playerを使用する必要があるようです。Windows Media Playerで再生できるものであれば、著作権保護されたものにも対応する。
これは、個人的には余計なお世話といった感じもしますね・・・

このほか、Windows Taskbar、Jumplistsなどのナビゲーション機能、Internet Explorer 8、タッチ機能などについても改善が施されているそうです。

また、Windows 7の最終的なシステム要件も発表され、CPUは1GHz以上の32ビット(x86)/64ビット(x64)対応プロセッサ、メインメモリは1Gバイト(32ビット)/2Gバイト(64ビット)、HDDの空き容量は16Gバイト(32ビット)/20Gバイト(64ビット)、グラフィックスはWDDM 1.0以上のドライバで動くDirectX 9対応モデルとのことです。

Windows 7は6つのエディション(上位から、Ultimate、Enterprise、Professional、Home Premium、Home Basic、Starter)が用意され、国内の個人向けPCはHome Premium、企業向けPCはProfessionalが主流となる見込みです。価格情報などは未定ですが、最下位のStarterについては追加情報が明らかになったようです。

Netbook向けプリインストールOSとなる予定のWindows 7 Starterは、同時実行できるアプリケーションが最大3つに制限されますが、セキュリティ対策ソフトなどサービスとして動作する一部ソフトはカウントされないものもあるそうです。Webブラウザやメールソフト、メッセンジャーは原則として1つに数えられるが、アプリケーション単位で1つとするため、マルチインスタンスを備えたアプリケーションはまとめて1カウントとなるそうです。

アプリケーションの設計によって、Windows 7 Starterでのカウント数は変わってくるらしく、Starterでカウントするアプリケーションの条件などの最終的なガイドラインは、製品版のリリース時には公開する」としているそうです。

なお、NetbookのプリインストールOSに関して、米Microsoft Windowsプロダクトマネージャーのマイク・ナッシュ氏は「基本的にNetbookにはHome Premium以上のエディションがよいと考えているが、低価格を優先する顧客のためにStarterの選択肢も用意する。Windows Anytime Upgrade機能でキーを購入すれば、10分以内で機能制限が解除されて上位エディションにアップグレードできるので、StarterをプリインストールしたPCでは、これを積極的に利用してほしい」と述べているそうです。

私は、VISTAへのアップグレードはまったく考えていませんでした(特にユーザーアカウント制御が不満)が、
Windows 7では、この点も前向きな改善が図られていると思われますので、素直に乗り換えたいと思っています。


それでは、また。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0